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2019/09/11 コラム

日本が直面する社会課題の解決に向けて

<消えていく病院のベッド>
厚生労働省は、全国の病院のベッド数(病床数)を1992年にピークだった約169万床から徐々に減らし、2025年までに115万~119万床とすることを目標に掲げています。

これは、病院での高度な医療処置を必要としない人には、なるべく早く急性期病院を退院してもらい、在宅医療や介護施設でのケアに切り替えることで、医療費の削減を図ろうとするものです。

がん末期など治癒が困難でこれ以上治療は望まないが、苦痛を和らげ、穏やかに過ごしたいという方は緩和ケアを施す病床が相応しいでしょう。しかし国民の3人に1人ががんで亡くなるという現代にその数は圧倒的に不足しています。

実際に日本ホスピス緩和ケア協会のデータによれば、2011年、緩和ケア病床でなくなったがん患者は、がん死亡のうちわずか8.4%に過ぎませんでした。


※日本ホスピス緩和ケア協会「ホスピス・緩和ケア白書2013」

病床数を削減するという政策の元、慢性期・終末期病床を必要とする患者は、行き場がなくなってしまいます。

特別養護老人ホームなどの施設に入れば良いだろうと思う方もいるかもしれません。しかし例えば特別養護老人ホームは夜間の看護師配置義務がありません。人工呼吸が外せないような医療依存度の高い人を受け入れる前提で、一般的な介護施設は運営されていないのです。

<社会課題の解決に向けて>
「慢性期・終末期の病床不足」、「社会保障費の膨張」など日本が直面する社会課題の課題を医心館は目指しています。

2025年には団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)となります。超高齢化社会の日本に必要なのは、これまでの病院や施設とは違う、「まち」で医療を支える仕組みです。

医師、看護師、介護士、薬剤師といった人たちが連携し、行き場のない人を受け入れ、寄り添いつづける場所として医心館は機能しています。行き場がなく困っている方々の受け皿となるため、日本が直面する課題を解決するため、私たちは挑戦を続けます。

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